ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
真剣な眼差しが、あたしを包み込む。
「渚」
「はい」
思わず背筋を伸ばしたあたしに合わせるように、雪ちゃんは正座をして姿勢を正した。
今の雪ちゃんの体にとっては、その体勢は厳しいはずなのに……。
つらそうな素振りを少しも見せない彼は、やっぱり強いと思った。
そんな事をぼんやりと考えていると、雪ちゃんが柔らかい笑みを浮かべた。
「俺のお嫁さんになって下さい」
その言葉に目を見開いた直後、一気に涙が溢れて来て……。
それを誤魔化すように唇を噛み閉め、必死に笑みを繕った。
「渚」
「はい」
思わず背筋を伸ばしたあたしに合わせるように、雪ちゃんは正座をして姿勢を正した。
今の雪ちゃんの体にとっては、その体勢は厳しいはずなのに……。
つらそうな素振りを少しも見せない彼は、やっぱり強いと思った。
そんな事をぼんやりと考えていると、雪ちゃんが柔らかい笑みを浮かべた。
「俺のお嫁さんになって下さい」
その言葉に目を見開いた直後、一気に涙が溢れて来て……。
それを誤魔化すように唇を噛み閉め、必死に笑みを繕った。