ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
記憶の中の確かな愛
翌日は雲一つ無い快晴で、秋が終わるとは思えない程の暖かい日だった。
「お兄ちゃん、ちょっと停めてくれる?」
「どうした?」
不意にお願いしたあたしに、お兄ちゃんは不思議そうにしながらも車を停めてくれた。
「写真、撮ろうと思って。雪ちゃん、海を見たがってたから」
小さな笑みを残して車から下り、歩き慣れた階段を使っていつもの海岸に足を踏み入れた。
太陽の光が反射して、海面がキラキラと輝いている。
眩しさに目を細めながら携帯で写真を何枚か撮った後、海風に押されるようにして車に戻った。
「お兄ちゃん、ちょっと停めてくれる?」
「どうした?」
不意にお願いしたあたしに、お兄ちゃんは不思議そうにしながらも車を停めてくれた。
「写真、撮ろうと思って。雪ちゃん、海を見たがってたから」
小さな笑みを残して車から下り、歩き慣れた階段を使っていつもの海岸に足を踏み入れた。
太陽の光が反射して、海面がキラキラと輝いている。
眩しさに目を細めながら携帯で写真を何枚か撮った後、海風に押されるようにして車に戻った。