ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
あたし達はお昼過ぎまで泳いで、海の家で昼食を済ませてから家に戻った。


帰りにコンビニで買ったプリンを冷蔵庫に入れる為にキッチンに行くと、雪ちゃんが不思議そうな顔で首を傾げた。


「おばさんは?」


「真保ん家に行くって言ってたよ」


「あぁ、民宿の手伝いか」


「でも、今日は早く帰って来るって。お兄ちゃん達も仕事を早く切り上げてくれるみたいだから、雪ちゃんも一緒に夜ご飯食べて行ってね」


「うん、ありがとう。じゃあ、おばさんが帰って来たら手伝わないとね」


「うん!」


あたしは笑顔で頷いて、雪ちゃんと部屋に行った。


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