ずっと消えない約束を、キミと〜雪の降る海で〜
「受験はしない、試験も受けない、だから勉強もしない、って……。いくら自分の家の工場の事務でも、パソコンのスキルくらいは必要でしょ!?」
「パソコンなら、雪ちゃんに……」
「ほら、またそうやって頼る!」
「い、いいじゃん!」
「全然良くないよ!雪緒君に頼ってばっかりで、どうするの!?雪緒君がずっと傍にいてくれる保障なんてないんだし、家族にもそうやって甘えてばっかりだったら、一人じゃ何も出来ない人間になるよ!」
真保がこんな風に厳しい事を言うのは、あたしの事を考えてくれているからだって事はちゃんとわかっている。
だけど……。
「パソコンなら、雪ちゃんに……」
「ほら、またそうやって頼る!」
「い、いいじゃん!」
「全然良くないよ!雪緒君に頼ってばっかりで、どうするの!?雪緒君がずっと傍にいてくれる保障なんてないんだし、家族にもそうやって甘えてばっかりだったら、一人じゃ何も出来ない人間になるよ!」
真保がこんな風に厳しい事を言うのは、あたしの事を考えてくれているからだって事はちゃんとわかっている。
だけど……。