はちみつトースト
「いや、泣いてる子を
放っておけないでしょ。」
「あなたに…か、関係っ
…あ、りません…っから!」
もう放っておいてほしい
今は誰とも話したくないのに…
ガシッ
「ちょっと来て。」
突然、私の腕を引っ張って
ズンズン歩きだした男
「…えっ?ちょ「いいから、黙って俺についてきて」
さっきまで泣いてたから
気付かなかったけど
辺りは かなり暗い。
だけど、ここはラブホテルや
ビルの光で そんなに暗くない
なんてことを思っていたら…
「よし、着いた。」