オタク女子と眼鏡男子
Part1
テストの順位の出来事。
あかりside
「206位・・・」
辻本あかり。高校2年生。
テストの順位。211人中206位。
手汗がはんぱないです。
廊下に並んでいる名前を何度も確認した。
あり得ない・・・あたしが206位なんて・・・。
いつもは大体50位らへんには入っていた。
やはり、今回のテストは手を抜きすぎたか。
どうしよう・・・完璧お母さんに怒られる。
「あーかりっ!」
「うわぁっ!」
突然後ろから飛び掛ってきたのは友達で親友の河西ななみだった。
「どうせななみは順位いいんでしょ」
「いやぁーそれがさぁ・・・、今回も奴に負けちゃったんだよ」
ななみがいう奴っていうのは1年からずっと1位の小野弘也である。
ついでに言うと同じクラスで生徒会長。
眼鏡で黒髪で真面目で、あたしあの人苦手なんだよね。
「悔しいー!!また2位止まりだよ!!」
「何を間違ったから2位という順位にはいるの?」
「自慢じゃないけど地理を2問間違えただけなんだよ!!」
十分自慢だよ!!
ま、それはおいといて・・・たった2問!?
あたしなんてほぼ不正解だよ!!
「小野くんたぶん全問正解だよ」
「小野弘也が!?あ、まぁあり得そうか」
あたしには夢のまた夢の話だ。
はっきり言うとあまりこの世界にいは興味がない。
アニメや漫画が好きすぎて2次元にいきたいくらいだ。
クラスの男子にも興味もない。
ましてや、好きなんて感情にもなったことない。
でも
今日この日からあたしの恋の人生が
180度変わろうとしていた。
「206位・・・」
辻本あかり。高校2年生。
テストの順位。211人中206位。
手汗がはんぱないです。
廊下に並んでいる名前を何度も確認した。
あり得ない・・・あたしが206位なんて・・・。
いつもは大体50位らへんには入っていた。
やはり、今回のテストは手を抜きすぎたか。
どうしよう・・・完璧お母さんに怒られる。
「あーかりっ!」
「うわぁっ!」
突然後ろから飛び掛ってきたのは友達で親友の河西ななみだった。
「どうせななみは順位いいんでしょ」
「いやぁーそれがさぁ・・・、今回も奴に負けちゃったんだよ」
ななみがいう奴っていうのは1年からずっと1位の小野弘也である。
ついでに言うと同じクラスで生徒会長。
眼鏡で黒髪で真面目で、あたしあの人苦手なんだよね。
「悔しいー!!また2位止まりだよ!!」
「何を間違ったから2位という順位にはいるの?」
「自慢じゃないけど地理を2問間違えただけなんだよ!!」
十分自慢だよ!!
ま、それはおいといて・・・たった2問!?
あたしなんてほぼ不正解だよ!!
「小野くんたぶん全問正解だよ」
「小野弘也が!?あ、まぁあり得そうか」
あたしには夢のまた夢の話だ。
はっきり言うとあまりこの世界にいは興味がない。
アニメや漫画が好きすぎて2次元にいきたいくらいだ。
クラスの男子にも興味もない。
ましてや、好きなんて感情にもなったことない。
でも
今日この日からあたしの恋の人生が
180度変わろうとしていた。