カラス君と黒猫さん2



保健室を出ると、丁度戻ってきた先生に遭遇。

「あ、保健のセンセだ。カラス君、熱出しました」

「えっ!まーまー、そう?分かったわ、取り合えず黒音さん教室に行って担任の先生に報告してくださる?」

「・・・・・・・・エロい事しないで下さいね」


まだ若い独身の女先生は心配もせずに、しかもどこか嬉しそうに保健室に入っていった。
ちくしょう。



私は階段を駆け上がった。










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