愛毒病


『ごめん
私はまだシュンを忘れられない
まだシュンが好きなの』



私は馬鹿で
どうしようもない女だから
まだシュンを好きなままだった


ノブは
いつも優しくて
大人で
私を笑顔にしてくれた


私にはもったいない位
いい人だから

私は自分の気持ちに
嘘をつきたくなかった


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