愛毒病


頭の中を整理できないまま
ホテルに戻った


ノブは疲れていたようで
すぐに眠っていた


私なんかがこの人といて
いいのだろうか

ノブの事は
好きだし大切な存在

だけど馬鹿な私は
シュンに対する
好きな気持ちには勝てないなと

この夜
部屋を照らす星を見ながら
感じていた


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