恋人は王子様!?
わけ…わかんない
副担だし、英語の担当教師だし、無視することも出来ない。
はぁ~
私、受験生なんですけど…
ややこしくしないでよね。
出来るだけ…近寄らないでおこう。
と思ったのに…
何かあれば声掛ける。
あ~学級委員辞めたい。
「何 落ち込んでんの」
青木君
「ううん、何でもない」
「ならいいけど」
委員会が終り、
「あ、そうだ。青木君」
「うん?」
「時間ある?」
「あるけど、何?」
「悪い。英語 ちょっと教えてほしい」
「OK。じゃあ図書室で」
私は英語がちょっと苦手。
青木君は得意だからたまに教えてもらってる。
青木君は優しくて、頭もいいからみんなに信頼されていて
私も委員として頼りにしてる。
それに何気にカッコイイので女の子の人気も高い。
でも、どうも今日ちゃんのことが…
内緒だけどね。