恋人は王子様!?



センター試験当日



今日ちゃんと青木君と会場へ―


「菫ちゃん、頑張ろうね」


「うん」


「ん…篠原、どうした!胸押さえて…具合でも悪いのか?」


青木君の言葉に今日ちゃんも心配そうに…


「あっ、違うの。お守り…」


裕ちゃんのメダルを触ってた。


「お守りかぁ」


「ごめん。ややこしかったね」


「気にすんな。俺のはやとちりだから」


「青木君…」


「こら、菫ちゃん、どさくさに青木君を取らない」


「え~今日ちゃん」

「今日子、お前なぁ」


「ハハハ…冗談だよ」


「もう!」


「ほんとにな!」


「ハハハ…でも緊張緩んだでしょ」


確かに…


「今日ちゃん」


「さ、行こう」


「うん」


試験会場に入って行った。


―――


――





一日目が終り


―――


――





二日目も終わった。

はぁ~


何とか無事に済んだ。


「菫ちゃん」


「今日ちゃん、青木君」


「お疲れ」


「お疲れ。次は二次試験だね」


「後、一ヶ月後か」

「だね」


来月の二次試験。


また、エンジン入れ直して頑張らなきゃ!



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