恋人は王子様!?



「蓮見先生!き、本村、篠原」


青木君が来た。


裕ちゃんがニヤニヤ笑ってる。


「?どうしたんですか」


私達三人の顔を見回してる。


「青木」


「はい?」


「お前…幸せだな」

「はい?」


わけが分からないって顔してる青木君に、私と裕ちゃんはクスクス笑うばかりだし、今日ちゃんは…真っ赤。


「本村みたいな可愛い彼女がいて」


「へっ?せ、先生」

青木君も真っ赤になった。


「先生、からかったら可哀相ですよ」


「ハハハ…悪い悪い」


「今日ちゃん、青木君と一緒に帰ったら?」


「菫ちゃんも一緒に帰ろうよ」


「うん、篠原 一緒に」


「ありがとう。でもちょっと蓮見先生に英語聞きたい事あるし」


「ん?」


「先生…時間あったらお願いします」


「ん…分かった。青木、本村 明日リラックスして頑張れよ」

「はい、ありがとうございます。じゃあね、菫ちゃん」


「うん。バイバイ」

仲良く二人が帰って行った。



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