恋人は王子様!?
恋情
「ただいま」
「おかえり。 大丈夫だった?」
「うん。でも疲れた。晩御飯まで寝てもいいかな」
「ゆっくり休みなさい。ご飯になったら起こしてあげるから」
「ありがとう」
部屋に入り、制服を脱いでベッドに―
やっぱり疲れてるのか、すぐ眠った。
――
―
「菫…晩御飯よ」
「ぅ~ん」
「大丈夫?」
「うん。すっきりした」
「じゃあ下に降りて来なさい」
「はい」
お母さんが部屋を出て行き
はぁ~
ちょっとは楽になった。
あれ?
携帯が…
メールか。
見ると!
裕ちゃん。
「何時でもいい。連絡くれ」
……
…
何の用?
連絡って…
メール?それとも電話?
……
…
ご飯済んでからでいいか。
晩御飯を食べ終え
勉強もしなくちゃならないんだけど…
今、8時か。
電話してもいいかな。