「仲間入り」「敵」

「あいつ」
ナオをこうさせた張本人
「影」

「ったく!あいつどこにいるんだ?影な訳だから昼間は寝ててすぐ見つかると思ったのに」

ふと下を見たときオレはハッ!っとした

マンホール…

下水道ならもしかして

下水道の蓋をあけ中に入っていく

「さっすが下水道!くっさいなぁ!!」

声が反響する

っと、奴を起こしちまうな


しばらく歩いていると
前に嗅いだことがある臭いがしその臭いの元へ慎重に近づく

みぃ~つけたぁ~♪

そこには黒いもやもやしたもの「影」がいた

奴は寝てるのか?
なら一瞬で終わらせてやるのが筋だよな♪


タイキは「影」の上をまたがり剣にチカラを込めた

じゃあな

タイキが振り下ろす
しかし「影」の姿が消えていた
あっれぇ~?
手抜きし過ぎたかぁ?


〔お前、この前オレの獲物奪った奴だな?〕

「影」が影からヌッと出てきた

「あぁ、そうだよ」

〔あの時の払いせをいつかしようと思ってたところなんだが、今は少々分が悪い、お暇させてもらう〕

「あ!待てよっ!!」

「影」は影の中に溶けていった

「今度は俺が逃がしたか…、ツクミんとこ行くか」


一回家に帰ってきた

バタンッ!

「お姉ちゃん!?」

「オレだよ」

 「なぁんだ…って!タイキくっさぁ~い!!早くお風呂入って!!服は洗濯機に入れてすぐ回す!!」
「一体どこ行ってたのよぉ!下水道にでも行ったような臭さだわ!!」

「下水道だよ…」


ナクナは目をまん丸にした
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