「仲間入り」「敵」
「ふざけるな、俺の片腕になる女だ」
「なっ!?」
またビックリした
「ははぁ~ん、元は人間だね?おや?この子…」
「あぁ、普通の妖怪より妖力が強い、幹部に近い妖力の持ち主だ」
「これまた珍品を持ってたねぇ♪」
男は目をキラキラさせている
怖い…
あたしはタイキの後ろに逃げた
「お前!これはオレのモノだ!」
は!?
「おや失礼」
「そういえば自己紹介がまだでしたね」
「改めまして、この店の店主で総本家の幹部を務めさせてもらっている「雷電」と…「ツクミ」だ」
雷電さん…ツクミさんが言い終わる前にタイキが遮り本名を言った
「ちなみに1600歳くらいです♪」
は!?
ってことはタイキは…?
不思議そうにタイキを見つめる
「オレは見た目通り17だっ!!」
タイキは不機嫌そうにハッキリと言った
ホッ…
「それでお嬢さんお名前は?」
「な、ナオです」
この人と初めてまともに喋った気がする…
「うん、言い名前だねぇ♪」
「よろしくね?」
「は、はい、よろしく…です」
「それじゃ、後は頼む」
「了解♪」
タイキはどこかへ行ってしまった