Dear.幽霊の君。
あたしの涙が止まった頃、なぜか保健室のベッドには誠也とあたしが2人で座っていた。
「美仔、なんか飲み物買いに行った」
「うん」
「友梨香、目腫れてるよ」
「うん」
「オレ、今日ハンカチ持っ来てなかった」
「うん」
「ごめんな」
「うん」
「オレ、友梨香にキスしたい」
「うん・・・はぁ!?」
驚いて誠也の方を向くと、誠也はニコニコと笑っている。
「何が面白いのよっ」
「いつもの友梨香に戻ったから♪」
へ・・・・・?
「泣いてる友梨香より、怒ってる友梨香のが数倍可愛いよ」
もしかして、あたしを怒らせるために言ったの?
ねぇ、そうなの?
あたしが泣いてたから?
あたしが悲しんでたから?
一人で勝手に泣き出したのに。
自分でも理由がハッキリしないのに。
なんで泣いたんだろう、あたし。
「美仔、なんか飲み物買いに行った」
「うん」
「友梨香、目腫れてるよ」
「うん」
「オレ、今日ハンカチ持っ来てなかった」
「うん」
「ごめんな」
「うん」
「オレ、友梨香にキスしたい」
「うん・・・はぁ!?」
驚いて誠也の方を向くと、誠也はニコニコと笑っている。
「何が面白いのよっ」
「いつもの友梨香に戻ったから♪」
へ・・・・・?
「泣いてる友梨香より、怒ってる友梨香のが数倍可愛いよ」
もしかして、あたしを怒らせるために言ったの?
ねぇ、そうなの?
あたしが泣いてたから?
あたしが悲しんでたから?
一人で勝手に泣き出したのに。
自分でも理由がハッキリしないのに。
なんで泣いたんだろう、あたし。