ROCK YOU!
「あ、ねえっ!」
私は、向こうのホームに行こうとする2人を呼び止めた。
「ん?」
野口くんと水澤くんは、不思議そうに振り返った。
「どーした?和」
「・・・今日は、ありがとう!」
私がそういうと、野口くんは優しく笑う。
「どういたしまして」
水澤くんは、楽しそうにニカっと笑う。
「また一緒にかえろーな!!」
2人の言葉に、私も自然と笑顔になる。
「うん!!また明日・・・!」
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私は、反対側のホームに向かった。
・・・あれ?
ホームのベンチに・・・
「けいたろ?」