もうとまらない…
咲は私をよく
わかってくれていて

「みなが決めたことだもんね。
私がどうこう言えないよ。」

と言ってくれた。


私はその言葉が
うれしくてうれしくて。

「咲…ありがとう。ありがとう。」
と何度も何度も言いながら
顔が鼻水と涙でぐしゃぐしゃに
なりながら声を上げてないた。


同時に私は決めたんだ。
もう陸を思い出して泣かない。
今を大事にしよう。って。



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