もうとまらない…



放課後、いつものメンバーで遊んだ。

「片瀬陸!!いい奴そうだぜ」
大雅が言う。

「え…なんでー?」
私は驚きを隠しながら聞く。

「さとしが話して楽しかったって」
何やら笑顔で話す大雅。

「ふーん、で?」

「俺らのグループいれよーぜ?」
満面の笑みではっきりと言う。

「……は?」
私はただ、ただボー然とする。

「だめか?」
少し悲しそうに聞く大雅。

「俺はいいと思うぜ?おもしろそーじゃん♪」
「あたしも、あたしもー♪」
翼と咲までおかしな事を……

「俺は…どっちでもいいけど、調子乗ったら潰すから。」
たくはニコッと笑った。

……その笑みが怖い。

「「お前はどーなの?」」
皆が私の方を見る。

「…べっ別に…いいんじゃ…ない?」
…断れる訳がないよ。

「じゃ決ーまりっ♪明日誘うか!!」
大雅が楽しそうに話す。




……最悪だ。
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