ワタシノトナリ
絶望…そして光
もう帰れないのね…。私はずっとこのままなのかしら…。





私が絶望感に陥ってもう4時間が経過した。





私がうとうとし始めた時、倉庫の入り口のほうから



「うわ!お前、何者なんだ!」



「入るな!出て行け!」



というどなり声が聞こえてきた。




私は何事かと思って辛うじて動く顔を入口の方に向けた。





そこには…




「乃愛お嬢様、大丈夫でございますか?心配いたしましたよ?」




と言いながら橘が佇んでいた。



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