ボーダーライン





「咲良……やばくない?」



「うん……」




隣で一緒に見ていた紗耶香も目を大きく開いて驚いていた。







書かれていたのは


あーちゃんの悪口ばっかり…




しかも、実名を出して。





゙マジうざい゙



゙学校来んな゙





彩や優ちゃんから聞いた話によると


あーちゃんが、自分のことが書かれている書き込みを見たらしい。




他にも、知らないうちにロッカーをボコボコにされたり、鞄の中にジュースをこぼされたり…

我慢出来なくなって親に言ったんだって…。




それで、あーちゃんの親が学校に連絡して…今男子たちが呼び出されてる。




最悪…



こんなに陰で進んでたなんて…知らなかった。













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