ボーダーライン


ダメダメ…
切り替えよう…!







「ねえ、先生に渡したいものがあるの!」


「ん?何?」





「これ…あげる!バレンタインのチョコ!!」


先生に小さな袋を渡した。


誰にもあげてない
トリュフ。


先生のためだけに
作ったんだからね…!


「お!マジで!!ありがとな!」




とても嬉しそうな顔をする先生…かわいい!!


「あ…先に言っとくけど、マズかったらごめんね?」


「いいよ、全然!俺、なんでも食うし!!後で職員室に戻ったら食うから。」


嬉しい…
最高に…幸せだよ…!


先生に渡せて良かった!


先生に
喜んでもらえて良かった!



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