ボーダーライン




じめじめと暑い6月。



敬太先輩に対する、変なモヤモヤはまだ消えないままだった。





でも…

夜、久々に敬太先輩からメールが来た…!


嬉しさでいっぱいで一気に不安が消える。







そして、携帯を開いた。









゙大事な話があるんだ…。゙




このメールを読んだときには、敬太先輩が今から何を言おうとしているのか…気付かないふりをするのが精一杯だった。




気付きたくもなかった。



きっと…良くない話








゙ごめん。俺、やっぱりまた咲良と付き合うことはできない…。゙





……なんで……?





付き合えないって…





私…フラれたの…?



そんな言葉…欲しくない…。




















< 23 / 308 >

この作品をシェア

pagetop