オサナナジミ

「プリント回ったかー?今から説明するからよく聞けよー」



はあ…
朝からバカ全開だぁ(-_-;)
ふと、翔を見ると
はるひと手紙交換してるし。
仲いいな…
はあ…


「と、言う感じでセンター試験わ行われている。あと2年後にわ大学生なんだから…」



大学生かあ、
大学生ねぇ、

翔わどうするんだろう。
高校だって
翔がここにするって言ったからノリで入っただけだし。

「ってことで、HR終わります」


「起立、礼」




なんか翔のことばっか考えちゃうな。


って思ってたら
翔がこっちに来る!

え、な、何?何?(°∇°;)


「里佳子、お前進路どーすんの?」
「全然考えてないよー」「ま、里佳子わ頭いいからどこでもいけるよ」
「なにそれー!」



もっと
もっと
側にいなくていい
側にいなくていいから

ずっとこうしてたいって
って思ってしまう。
この関係を壊したくない。


あたしわ欲張りかな?





「里佳子!次教室移動だってー、行こっ」


「うん、行こっか」


あたしわはるひと教室をでた。
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