ツンデレ彼女とブラック王子
そしてなぜか今あたし達は息がかかりそうな距離にいる。

なにこれ、、、


「わりぃ、教科書の字ってちっせぇじゃん。」


そう言ってグッと近づいてくる。

ほら、香水みたいなにおいがする。
こうやって変に気取ってるとこが好きじゃない。


「あのー、、、ずっとこの体制のつもり?」

「嫌?」


今まで教科書を見つめていた夏村くんの顔が、あたしを見た。








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