霧の獣



「俺は、夢人を助けます。」
と俺は炎雅に言った。



〈では、まず我の力をあなたに授けます。〉
炎雅は近づいてきて俺に触れた。



炎雅が触れると、俺の身体は光に溢れた。



「何だ!?」
(この感覚を俺は知っている・・・。
温かい。)


ふと、俺は考えた。


(一体、何時?)


考えていると、急に頭が痛くなって俺の意識は

ぷつんと途絶えたのだった。












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