霧の獣


‘ギィーーーーーーーッ’

村の門が開いたとき何かいつもより重苦しい空気が流れていた。


「何だろう?様子が変だよな?」
異変に気付いた夢人は言う。


そんな夢人を見て俺は言った。
「なんだかさっきからものすごく嫌な予感がしてるんだ。」
俺の言葉を聞いた夢人は表情を変えて


「とりあえず門まで行ってみよう」
と、俺に言った。


俺のこの予感・・・


これは絶対当たってしまう。








< 4 / 32 >

この作品をシェア

pagetop