ツイテル恋、ツイテナイ恋☆
「交通費に昼食代、服装とか、色々かかるんだ。バイトも就活に専念するってことで辞めちゃったし」
「そうなんだ。大変だね。じゃあ節約しないといけないね」琴美はバックに丸めて入れていた雑誌を出しにくくなり、引っ込めてしまった。
 そして理想と現実の違いにどことなく寂しさを感じたのである。
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