カフェオレ

結婚する時に、遥斗と約束した事がある。

“干渉しすぎない”

あれは、こういう意味だったの?


ただ同じ家に住むことが、私達にとっての『結婚』だったの?


遥斗の気持ちが分からない。
だけどもう、考えるのは面倒だ。

私は、私自身の気持ちすら分からなくなっていると言うのに。


私は遥斗と結婚した時に、何を思い、どんな未来を描いたのだろうか。

思い出せない。

今の私では。
< 10 / 41 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop