五人の王子に仕えしは
まあ、そんな事をぐだぐだほざいていても、何も変わらないのだ。
私は世のため人のため、出陣しなければならないのである。
いってきまーす、とか、まだ寝てる親には聞こえるはずもないが一応言っておく。
パタリとドアが閉まったのを確認して私は足を踏み出した。
……よーし行こう! 返り討ちにしてやるぜ神崎奏!
気合いを入れて学校への道のりを急いだ。
わりと時間がやばかったので。
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