五人の王子に仕えしは
私はなんとなくふらつく頭を押さえつつベッドから降りた。
どこ行こうかな。
さっき和真君に教えてもらったとこでも行こうかな、あそこ本当心地良かったし。
にゃんこいるかもしれないし。
図書室でも良いなあー。
なんて考えながら保健室を出た。
やはりどこのクラスも授業中だからか、静かである。
さっき和真君に教えて貰った場所、どうやらあそこは第2校舎の裏らしく、ここから渡り廊下通っていけばわりと早く着く。