五人の王子に仕えしは
「近くの中学校から依頼が来ててな。行事で使う衣装縫えって。わりと報酬が良いから引き受けたんだが肝心のサイズがわかんねぇんだよ」
はあ、と吐き捨ててから、本当は家庭の先生が優秀だと思われてこの高校に頼まれてんだけど、実際やってんのは俺。と付け足した。
「………つまり、私の体型は中学生だということか」
「どう見てもそうだろうが。因みに中一だ」
があああああん。
なんか怒るどころか頭が痛くなってきた。
やばい悪化する。
「てことでよろしく」
「て、えっ、ちょっと、今やんの?」
「おら、脱げ」
「ちょっ、っあーーー!」
※暫くお待ちください※