五人の王子に仕えしは



「でも、大丈夫よ。最近はそういうのが好きな人もいるじゃない」

「そんな変態に好かれても嬉しく無いです……」

「……まあ、確かにね」


 納得しちゃったよ先生。
 先生は良いなあ、スタイル良くて。足も長いし。


「でも、先生も高校生の時はそんな感じだったわよ」

「うそだあ」


 水を飲み終えた私は、受付の机にコップを置いた。

 そういえば名簿に書いてないな。




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