五人の王子に仕えしは




 前から配られたプリントを受けとり、確認する。



「えっと、私は……」



 上から順に枠を確認すると、二人三脚のところにそれはあった。



「っう、わ、嘘っ!?」



 さ、最悪……っ。




「くそ、騎馬戦かよ……鈴奈、お前は……って、おい」




 奏君がなんか言っているが、気にならない。



 よりによって、柏崎君とペアだなんて……っ!!





< 223 / 366 >

この作品をシェア

pagetop