五人の王子に仕えしは



 和真君が朝私の家に寄り付くようになってから、自転車で登校という習慣が抜けている私はわざわざ徒歩登校しているのだ。



 何か、私良い子だな。



「奏が心配してたぜ?」


「え、奏君?」


「おう、最近鈴奈がいつも変顔してるって……」


「和真君次に奏君見たら殴っといて」


「おー」



 奏君に期待っていうものはするだけ損だと言うことを教訓にしよう!






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