五人の王子に仕えしは



 今日までは特に何も無かったが既に私はへろへろである。



 ……疲れた。


 今友達くれちゃんしかいない気がするよ私ほんとに。




 帰ろうと自転車置き場に向かうと、丁度誰かがそこに居た。

 ただならぬ雰囲気に私は足を止める。



「あ、あのね、奏様……私と付き合ってください!」


 わーお来たよ告白現場。


 しかも神崎クンの。






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