五人の王子に仕えしは





 でもこれ以上話すとキスされちゃうので私は頑張って自力でスカートを押さえようとする。


 もぞもぞ。



 もぞもぞ。




「ちょっと、あんまり動いてもキスするからね」



 ……なんも出来ない……!


 え、ど、どうしろとっ……!



 めちゃくちゃ戸惑っていると、春川さんが私をひょいと持ちなおした。


「ひゃっ」


 その拍子でさらに私のスカートはキワキワまで捲れあがってしまった。

 下は春川さんに押さえられてる(スカート長めでよかった)から良いけど、上……!



< 75 / 366 >

この作品をシェア

pagetop