輪廻転生
ロックバンド
翌日に学校行事で歌唱大会が開かれる、ルールは1クラスごとに歌に自信のある代表者最高3名(団体戦)で交互に10回演奏し機械で採点し高得点を出したクラスが勝利、決着が着かなければ、サドンデスを行い点差が出た時点で勝敗がきまる。トーナメント戦である。江崎が歌唱大会について説明した。大山「代表は阿部と渡辺でいいんじゃないか?」江崎「そうだな」祐太朗「よし、オレか」渡辺「あんた、生前、歌手デビュー寸前まで、こぎ着けたそうじゃないか」祐太朗「あぁデビュー2週間前に死んだ、あと一歩のとこだったのに、犯人は殺人事件を起こし仮釈放中だった」、渡辺「そうか!私は歌手を目指していたが脳腫瘍に冒され、そのまま私の人生は終わった」、翌日、歌唱大会当日、他のエキストラ(生徒)に交じって参戦した。祐太朗と渡辺は歌手デビューまで一歩のところまでいっただけあって、他のチームを圧倒してついに決勝までのぼりつめた。 決勝の相手は吹奏楽部の現役だった、祐太朗「現役の吹奏楽部か」渡辺「まぁな」祐太朗「現役のお手並み拝見と行きますか」渡辺「ようやく、手応えのある人出てきましたね」、決勝がはじまった、現役とあって、手強くサドンデスに突入した。3回目のサドンデスで点差を付け祐太朗と渡辺が優勝した。 渡辺「優勝しちまったな」祐太朗「あぁ転生したらもう一度歌手になりたいのに、こんなとこで負けられなかったからな」