輪廻転生
あばよこの世界
悪魔リターンとの死闘を制してから4日後、祐太朗「みんな準備はいいか、この世界を卒業するぞ、今日付けで」江崎「いゃ、ホントに消えるのかなと」大山「霊界での審判が不安だけど、いつまでも逃げてても仕方ないよな、それに4日前から分かってたし、行きますか」佐藤「私も同意見」江崎「そうだな、あらがってても意味ないな、行こうぜ」祐太朗「そうこなくっちゃ、行こう」、4人は体育館に入り、願いを込めて、4人「転生」と叫んだ、その瞬間、4人の視界が一瞬にして体育館内から異次元の空間に変わった、辺りは真っ暗闇であるが横幅は無限にあるように見え、しかし高さはさほど高くないようだ、地面と天井には正方形の形状に白い線みたいのがある。4人の体は浮きながら先へと進んでいく、大山「ここはどこなんだ」江崎「霊界なのか」大山「誰もいねぇぞ」祐太朗「いや、違う、霊界とさっき自分たちがいた死後の世界の間にある空間だ」江崎「なんだよ間って」祐太朗「ブラックホールに例えれば分かりやすいだろう、ブラックホールを通過すれば違う異次元の世界に行けるが異次元の世界に行くにはブラックホールの中を通らなければならない」江崎「そういうことか俺たちはブラックホールの中を進んですんでいるのと同じってことか」祐太朗「そういうこと」大山「ならここは」祐太朗「亜空間だ、ここを抜ければ霊界だ」、出口が見えてきた(水面のようになっている) 、大山「あれは」祐太朗「亜空間の出口だ」江崎「来たか霊界」佐藤「‥‥‥」4人は水面の中に消えていった。水面の中に入った瞬間、視界が開けた。4人が着地すると、一面花畑で中央に道が一本延びていた。道路脇に看板で直進15分で霊界と書いてあった。江崎「なるほど、霊界は思ったより親切だねー」祐太朗「先へ急ごう」佐藤「祐太朗、貴方の妹さん、霊界にいるんじゃない」祐太朗「まさか」、しばらく歩くと霊界の門と建物が見えてきた、江崎「あれが霊界、意外に大きいな」大山「霊界の王ってどんな奴だよ」、4人は霊界の建物に入っていった。