輪廻転生
審判の時
祐太朗「ってことは、オレと理子はまた人間に転生出来るのか?」子閻魔「そういうことだ、」祐太朗「でも、後の3人は?」子閻魔「佐藤理恵と阿部祐太朗は究極のソウルメイトだからな、人間として幸せになってもらわないと、佐藤理恵も人間への転生を認めることにする」江崎「よかったな理恵ちゃん」祐太朗「江崎、大山はやはり」子閻魔「江崎と大山は人間以外への転生となる」祐太朗「そんな」子閻魔「悲観するな阿部祐太朗、お前は霊界が300年以上も指名手配していた悪魔リターンの逮捕に協力してくれた、その報酬としてお前の願いを叶えてやるぞ、もちろんお前の願いを大山と江崎の人間への転生に使ってもよいぞ、だが、叶えられる願いはひとつだ、あと全員に言っておくが転生後は前世や霊界でのやり取りの記憶は全て消え、前世やここでの能力、特技や技能は全てリセットされる」祐太朗「特技や技能って、オレでいえば歌やギター、ピアノが転生後は素人に戻る。初めから練習するってことか」子閻魔「そうなるな、だか先ほど説明した。願いを叶えるやつを使えば、転生後も能力や技能を70%ほど残せる。センスという感じでな」子閻魔「祐太朗、お前の願いを江崎と大山の人間への転生に使うか自分の能力に使うか、さっきも言ったが両方叶えることは出来ない、どれかひとつだ」祐太朗「くそ」江崎「俺のことは構うな」大山「動物だって構わねぇよ」江崎「自分のために使え」祐太朗「よし決めた」子閻魔「‥‥‥」江崎「阿部」祐太朗「江崎と大山を人間に転生させてほしい」江崎「何」大山「そんな、優しすぎるよお前」子閻魔「それでいいんだな」祐太朗「あぁそれで構わない」子閻魔「もう、変更は出来んからな」江崎「無茶な、一からやり直しなんだぞ」大山「そうだ考え直したほうがいい?」祐太朗「遠回りしたっていいじゃないか?才能なんかに頼らない、自分の力を信じてアクセル全開で行くだけさ」江崎「そうだな、信じてるぜ」大山「はははっは、冗談だろ」祐太郎「本気だよ」大山「バカじゃねぇのお前、ふざけてんじゃねーよ阿部」祐太郎「決めたことだ変える気はない、大事な仲間なんだ、放っておくなんかできない」江崎「祐太郎」大山「マジかよ、いかれてるぜ、相変わらずお前ってヤツは馬鹿で無茶苦茶だな、でもすげーよ、他人のためにここまで自分を犠牲に出来るなんて、お前らしいな」、祐太郎「そうかもな」こうして5人全員人間への転生が確定した。