狼に狙われた少女【完】






「タオルは、そこから一枚ずつ取って。」





言われた通りに、何列にも連なるタオルをとる





仮入部を想定してのことだろうな





ふわっと洗剤の香る白いタオル





「そー言えば、ドリンクは?」




先輩であろう人が聞いている




まぁ確かにドリンクは、この場にはない





「いつもはあるんだけどな………、あっ!」






いきなり呟いた部長




何気に聞いていた内容だから、部長の視線に目を向ける





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