あなた星
もう!わたしそんなにボケーッ
としてなんかないんだから〜。
「ふう・・・・ちゃん?」
後ろから声が聞こえた。
振り替えるとそこにはかずきが
息を切らして立っていた。
高校のマークが入った野球帽
と練習着を着ていた。
かずきは野球帽を外して汗を
手でぬぐっていた。
「かずきくん・・・。こ、こんばんは
あれ、こんにちは??えっと…
部活ですか?」
「ううん。今日は部活無いけど
暇だから自主トレしてる。」
とかずきくんは言った。
「そうだ…今、暇かな?暇じゃ
なかったら無理しなくても
いいけど暇だったら…ちょっと
話さない?」
と言った後、恥ずかしそうに
笑った。