あたしと兄貴
プロローグ
トントントン...
心地よい音...。
そして、良い匂い...。
...ずっと聞いてても飽きないだろうな...。
フカフカなベットで、ずっとこのまま...
「もう8時ですよ。
起きてください、怜夏さん。」
「もう、ちょっとだけ...」
って、『怜夏さん』?
目を覚ますと、そこには...
「おはようございます、怜夏さん。」
カッコいいお兄さんがいました。