冬に降る涙の雨。
「…………っ」
気づけば目からは暖かい雫が零れ落ちていた。
「……う……っ」
泣き止め、自分。
何を、こんなことで負けてるの……!!
今まで、大丈夫だったじゃん。
耐えて来たじゃん………!!
何で……?
たった3日間、カナちゃんと過ごしただけじゃない……。
ただ、それだけなのに。
それだけなのに、私はこんなにも変わってしまった。
カナちゃんなしじゃ、ダメみたいに。
どうしたらいい?
こんな、ダメになっちゃった私は。
あと3日で、カナちゃんとは一緒にいられなくなっちゃうんだよ?
こんなんじゃ、私、ダメだ……
どうにかして、慣れなきゃ……