冬に降る涙の雨。

「うわ」
そんなに寝てたの!?と言うくらい時間が経っていて。

「今、何時?」
欠伸をしながら私に訪ねるカナちゃん。

「7…時。」
まさか。
私たちはどうやら6時間近く眠っていたみたい。

信じられない。
こんなんじゃ、夜眠れないかもしれない。

「……よし。ご飯作ろう。」
私は立ち上がり、背伸びをした。

そして、キッチンへと向かったのだった。





< 53 / 107 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop