コルニクス

「え?」

「教えてくれなきゃ協力できないじゃない!」

ステルラは恥ずかしそうに俯く。

残る候補はクリュさんかウィンクルムさん。










「…ウィンク」


私はほっと胸を撫で下ろした。


…ん?何故?
何故にほっとした?私…

「セル?」

「あ、配達の班をステルラとウィンクルムさんになるように、私がクルシオさんと組めばいいんだね?」

「違うの!」

疑問解消できずに返すと、ステルラが否定する。

「今まではクルシオとクリュ兄、私とウィンクだったんだけど、
私ウィンクと2人きりになるとドキドキしちゃって…」

なんだこの可愛い子は!

「だから、間にセルが入ってほしいの!」

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