コルニクス

「なんともなかったわけじゃない!」

「別になんともねーし!!」

「だからクリュ兄騒ぐなって!」

「何っどこが悪いの!?クリュさん私に嘘ついたの!?」

「嘘じゃねー!本気でなんともない…」

「ほらほら、苦しいなら無理しないで、クリュ兄」

「ちょ、何がどう悪いの?教えてよ」

「分かった。教えるからちょっと落ち着け」

「だからなんともないって言ってんだろ!」

「いいから2人とも落ち着いちまえ!!」

爆発したあとはもうぐちゃぐちゃで、3人で叫びあった。

その声を聞きつけて部屋に入ってきたクルシオさんが"喧嘩両成敗!"なんて言って、ウィンクルムさんとクリュさんの脳天に拳骨をいれた。

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