コルニクス
「そうじゃなくて…!!」
ダンッ!
デンスがテーブルに両手をつく。
右手大丈夫かな…?
「ルナ・ファミリアはどんなやつからも恨まれてるから、
復讐のために人が乗り込んで銃ぶっぱなしたり、
窓から矢や手榴弾が飛んできたりは日常茶飯事なんだよ!
そういうトラブルにみんなを巻き込みたくない!!」
「じゃあクルシオ決めちゃって」
デンスの力強い発言は、クリュさんのノリの軽い言葉でいなされた。
「えぇっ!?」
ここで俺!?って顔で驚くクルシオさん。
無理もない。
「インフィニートゥムに行こう…と言えばデンスが怖いし、
パクスを修理しようと言えばクリュが怖いし、…」
選ぶ基準そこなんだ…。