年下彼女に負ける俺-1-
*:お姉様の登場です。
地元の駅についてから50分。
駅のホームのベンチで聡ちゃんを待っていると、たった今着いたばかりの電車から、聡ちゃんが降りてきた。
「遅い。」
「美桜子のせいで警察に行くところだった。」
ネクタイを緩くしながら疲れきった顔をする聡ちゃんは、いつもより男らしくて、少しドキッとした。
「家に帰るか。美桜子はここから家近いし歩きだよな?」
「うん。」
「じゃ、送ってやる。」
ありがとう。
そう言えば、二人で手を繋いだ。
繋いだ手からは聡ちゃんの温もりが伝わってきた。
駅のホームのベンチで聡ちゃんを待っていると、たった今着いたばかりの電車から、聡ちゃんが降りてきた。
「遅い。」
「美桜子のせいで警察に行くところだった。」
ネクタイを緩くしながら疲れきった顔をする聡ちゃんは、いつもより男らしくて、少しドキッとした。
「家に帰るか。美桜子はここから家近いし歩きだよな?」
「うん。」
「じゃ、送ってやる。」
ありがとう。
そう言えば、二人で手を繋いだ。
繋いだ手からは聡ちゃんの温もりが伝わってきた。