年下彼女に負ける俺-1-
「ねえ、8月の2日に海行かない?私の彼氏の会社の人たちと。」


「いいな。行きたい!」


でも…と彼女たちは言った。




「私、家族でおばあちゃんの家に行くことになってる。」

そう言ったのは志保だった。


そして優から出た言葉も、私たちにとっては残念な結果だった。



「その日、他の友達と遊びに行く約束してる。」

ごめんと言う優は、顔の前で両手を合わせている。




風香こそは大丈夫だよね?という想いで、彼女のことを見る。

すると風香もごめんと言った。




「じゃあ誰を誘えばいいんだ!」


悩んでいるところで、優が言った。
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